🟢NO.3 −4 こうなるといいね。➖️📳スマホ・タブレットなどを取扱不得手者・高齢者が使える様にして、「災害防止の予防・防止につなげる。」    

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情報機器の取り扱いが不得手な方を支援するための、取扱説明の進め方と作成例について

【前回の続き】

情報機器の取り扱いが不得手な方を支援するための、取扱説明の進め方と作成例について

今回は、「➊どこで ➋いつ ➌誰が ❹何を ❺誰に・どのような方法や道具で・どこまで」を踏まえた作成例を示す前提として、進め方を説明します。

まず、情報機器の扱いに不慣れな方を減らしていくには、以下のポイントを押さえ、簡潔かつ具体的な内容で説明することが重要です。

■ 基本方針

「➊どこで ➋いつ ➌誰が ❹何を ❺誰に、どのような方法や道具で、どこまで」を明確に計画し、手間をかけすぎず、参加者に“きっかけ”を与えることができれば、十分な効果が見込めます。

■ 開催に適した時期・時間帯

対象は主に高齢者となるため、春や秋など気候の穏やかな季節が望ましく、開催時間は午前10時頃または午後1時頃からが適しています。

■ 説明会実施に関する前提条件

会場:各地方公共団体が所有する公共施設(例:コミュニティセンターなど)を、低料金または無料で借用可能です。

告知方法:地域の社会福祉法人やコミュニティセンターのインフォメーションボード等を活用し、広報します。

■ 説明内容の構成(➊〜❺)

➊ どこで

お住まいの地域のコミュニティセンターや公民館など、公共施設を無料または低料金で利用できます。

➋ いつ

参加者の体調や生活リズムを考慮し、午前10時頃または午後1時半頃から、1~2時間程度の実施が適切です。

➌ 誰が

ITやデジタル機器に馴染みがある、地域の有志やボランティアの方が担当します。専門的なスキルは必須ではなく、「教える意欲」が重視されます。

❹ 何を

目的は、IT機器(スマホやタブレットなど)を使って「ネット検索・メール送信・SMS利用」などができるようになり、情報収集や他者との交流のきっかけを与えることです。

❺ 誰に・どのような方法・道具で・どこまで

主に高齢者に対し、実機を使った体験形式や、視覚的にわかりやすい資料を使いながら、段階的に進めます。

最終的には、「使ってみよう」という気持ちが芽生えるところまでを目標とします。

次回は、この➊〜❺を踏まえた具体的な作成例を提示いたします。

(続く)

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