🐟【『鯉』は、縄文時代から多種の栄養を有するが故に「薬膳食材」として食べられて来ていて、東北地方などでは「鯉の甘煮」「鯉のあらい」「鯉こく」等にして全部頂くんです。とても美味しくて体にいいんです。】朝、水路の中をジッと眺めていると、この時期は水温み数匹の鯉が活動的になり、朝餉を求めてか水路を上流下流行き交っています。でも互いに接触もせず、時に口を川底向け泥を吸い込み微生物を濾し取って鰓から掃出している様子がうかがえます。

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・鯉同士は接触はしないが、交差する互いの血縁関係を識別?しているのかいないのか不明だけど、会釈を交わす風もないのです。ある意味器用な生き物ですよね~。この様にして、食べる事を継続し、時に産卵し子を増やし、環境が良ければ25から35年の長い歳月を繰返しているんです。

・行動パターンから看取出来るのは、彼らは単に食欲、種の保存、呼吸や帰巣行動や危険回避行動など生体維持反応程度を司る脳の力を持っているのでしょう。それと、魚類ですから寒い時期は変温動物なので身体能力が低下し半ば仮眠状態で過ごすんですがこの辺は、鯉が何千年も前から永らえてきた所以でしょうか。

・驚きですが、縄文時代は紀元前10,000年頃から紀元前300年頃まで続いた時代ですが、その時代の遺跡からはこの時期の人々が主に狩猟や漁業によって食料を得ていた事、及び魚の骨や鱗(うろこ)が発見されており、特に鯉の骨がよく見つかっていたんです。鯉は水辺で生活するため、河川や湖沼などの水域での漁獲に適していて、彼等縄文人にとって食料として重要だったんですね。

つまり、縄文時代の人々が鯉を捕獲して食べていたことがわかっていますが、その事が健康を維持し、健全に生命活動出来ている事を長い経過・歴史に基づき、身をもって獲得していたんですね。効能については以下にまとめてあります。

鯉の効能を下記のサイトから調べ引用列記します。

鯉の栄養と効能は?|良好倶楽部 (ryoko-club.com)

鯉の効能 

  1. ビタミンB1: 鯉はビタミンB1を非常に豊富に含んでいます。ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変換する重要な働きを持ち、脳や神経の機能を正常に保つ効能も期待できます。
  2. ビタミンB12: 鯉にはビタミンB12も多めに含まれています。このビタミンは貧血予防や神経機能の正常化に効果があります。
  3. ビタミンD: 鯉はビタミンDが豊富で、骨や歯の形成に効能があります。また、血中のカルシウム濃度を適正に保つため、神経伝達や筋肉の収縮を促します。
  4. ビタミンE: 鯉にはビタミンEも含まれており、老化防止や血流改善の効能があります。
  5. カリウム: 鯉にはカリウムが豊富に含まれており、塩分を排出してむくみを改善する効果があります。
  6. 亜鉛: 鯉には亜鉛も含まれており、味覚障害予防や生殖機能の向上に役立ちます。

鯉は雑食性で生命力も強い魚であり、特に山岳地方では豊富なたんぱく源としても珍重されていますが、鯉の効能を活かして、美味しく食べて健康をサポートしましょう!🐟🌿

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